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2019.10.11 保険豆知識①自転車保険について
保険豆知識①自転車保険について
毎年3月になると数件相談を受けます
『学校から子供の通学の際の保険に加入するように言われてるのですが・・・』というもの
高校生になるお子さんのご両親からの相談が多いですが、都市部以外では小中学生の親御さんからも相談を受けます
学校側で用意している団体加入の賠償責任付傷害保険のチラシをお子様が持ちかえりそれを見た親御さんから電話が入ります
補償の中身は色々ですが
・自転車運転中にケガをしたり歩行時に自動車事故にあったりした場合に
・入院2000円/日~3000円/日
・通院1000円/日~1500円/日
自転車運転中に他人をケガさせたり他人の物を壊した場合に
・賠償責任保険2000万円~3000万円
というのが一般的ではないでしょうか
皆さんは補償金額を見てどう思われるでしょうか?
自転車事故の判例:神戸地裁判決 2013年7月
当時小学校5年生だった少年(15)が乗った自転車と歩行者との衝突事故をめぐる損害賠償訴訟で、神戸地裁は7月4日付で、少年の母親(40)に約9500万円という高額賠償を命じた。5年近く前に被害に遭った女性(67)は、事故の影響で今も寝たきりで意識が戻らない状態が続いている
つまり
『自転車だから責任が軽い、賠償額も少ないということはありません』
最近は各地で自治体が「自転車保険の加入を義務付ける条例」を制定することが多くなっています
間違ってはいけないのは
「自転車保険の加入」が義務付けられているのではなく、「個人賠償責任保険の加入」が義務付けられていることです
ここで整理すると
自転車保険とは
「ケガの保険(傷害保険)」に個人賠償責任保険を追加したもの
傷害保険とは
ケガによる死亡・後遺障害や入院・通院を補償する保険です
最近はコンビニやネットで加入できる自転車保険も増えていますが、気を付けなければいけないことがあります
傷害保険
・ケガによる死亡・後遺障害
・ケガによる入院
・ケガによる通院
上記3種の補償がありますが、一番多く使う可能性があるのは、3つ目の「ケガによる通院」ですよね
安い自転車保険(年間1万円くらいの保険料)では、傷害保険の補償は「ケガによる死亡・後遺障害及び入院」だけになっています
つまり一番使うであろう、「ケガによる通院」の補償は含まれていません
ちなみに私が加入している自動車保険では
自転車搭乗中や歩行中に、相手が自動車・二輪・原付である交通事故でケガをした場合
・治療費については5000万円まで実際にかかった治療費・休業損害・慰謝料を補償
自転車運転中も含め日常生活において法律上の賠償責任を負った場合に
・賠償責任については無制限で補償
・示談交渉も保険会社がしてくれます
これだけの補償を追加して保険料は350円/月です
内訳は
治療費の補償5000万円:190円(自動車保険の等級によって変わります)
個人賠償責任:160円(等級に関係なく一律)
前述の賠償責任付傷害保険と異なる処は
・補償の内容が日額固定ではなく実際にかかった費用が支払われる
・・・つまり足りなくて困るということが無い
・賠償責任については示談交渉も保険会社がしてくれる(保険会社によって違います)
・加入者だけの補償ではなく同居の家族及び別居の未婚の子は補償の対象です
但し、あくまで個人が加入する自動車保険に追加できる補償です
法人名義の自動車保険には補償を追加できません
私のお客様には自動車保険プレゼン時にご家族で自転車に乗る方がおられるかどうか?、その頻度等を聞き取りし必要だと思われるお客様にはこういったプランもあることをご案内しています
また、自動車に乗っておられない方については、火災保険に個人賠償責任の特約を付けれる旨ご案内しています
毎年3月になると数件相談を受けます
『学校から子供の通学の際の保険に加入するように言われてるのですが・・・』というもの
高校生になるお子さんのご両親からの相談が多いですが、都市部以外では小中学生の親御さんからも相談を受けます
学校側で用意している団体加入の賠償責任付傷害保険のチラシをお子様が持ちかえりそれを見た親御さんから電話が入ります
補償の中身は色々ですが
・自転車運転中にケガをしたり歩行時に自動車事故にあったりした場合に
・入院2000円/日~3000円/日
・通院1000円/日~1500円/日
自転車運転中に他人をケガさせたり他人の物を壊した場合に
・賠償責任保険2000万円~3000万円
というのが一般的ではないでしょうか
皆さんは補償金額を見てどう思われるでしょうか?
自転車事故の判例:神戸地裁判決 2013年7月
当時小学校5年生だった少年(15)が乗った自転車と歩行者との衝突事故をめぐる損害賠償訴訟で、神戸地裁は7月4日付で、少年の母親(40)に約9500万円という高額賠償を命じた。5年近く前に被害に遭った女性(67)は、事故の影響で今も寝たきりで意識が戻らない状態が続いている
つまり
『自転車だから責任が軽い、賠償額も少ないということはありません』
最近は各地で自治体が「自転車保険の加入を義務付ける条例」を制定することが多くなっています
間違ってはいけないのは
「自転車保険の加入」が義務付けられているのではなく、「個人賠償責任保険の加入」が義務付けられていることです
ここで整理すると
自転車保険とは
「ケガの保険(傷害保険)」に個人賠償責任保険を追加したもの
傷害保険とは
ケガによる死亡・後遺障害や入院・通院を補償する保険です
最近はコンビニやネットで加入できる自転車保険も増えていますが、気を付けなければいけないことがあります
傷害保険
・ケガによる死亡・後遺障害
・ケガによる入院
・ケガによる通院
上記3種の補償がありますが、一番多く使う可能性があるのは、3つ目の「ケガによる通院」ですよね
安い自転車保険(年間1万円くらいの保険料)では、傷害保険の補償は「ケガによる死亡・後遺障害及び入院」だけになっています
つまり一番使うであろう、「ケガによる通院」の補償は含まれていません
ちなみに私が加入している自動車保険では
自転車搭乗中や歩行中に、相手が自動車・二輪・原付である交通事故でケガをした場合
・治療費については5000万円まで実際にかかった治療費・休業損害・慰謝料を補償
自転車運転中も含め日常生活において法律上の賠償責任を負った場合に
・賠償責任については無制限で補償
・示談交渉も保険会社がしてくれます
これだけの補償を追加して保険料は350円/月です
内訳は
治療費の補償5000万円:190円(自動車保険の等級によって変わります)
個人賠償責任:160円(等級に関係なく一律)
前述の賠償責任付傷害保険と異なる処は
・補償の内容が日額固定ではなく実際にかかった費用が支払われる
・・・つまり足りなくて困るということが無い
・賠償責任については示談交渉も保険会社がしてくれる(保険会社によって違います)
・加入者だけの補償ではなく同居の家族及び別居の未婚の子は補償の対象です
但し、あくまで個人が加入する自動車保険に追加できる補償です
法人名義の自動車保険には補償を追加できません
私のお客様には自動車保険プレゼン時にご家族で自転車に乗る方がおられるかどうか?、その頻度等を聞き取りし必要だと思われるお客様にはこういったプランもあることをご案内しています
また、自動車に乗っておられない方については、火災保険に個人賠償責任の特約を付けれる旨ご案内しています